光治療のその先へ：ルビー&ピコフラクショナルレーザーによる美肌治療3年の経過　

By Beauty Tuning Clinic -美容調律診療所- in レーザー治療症例, 症例, 光治療症例, シミ・美肌症例 Posted On 10月 21, 2023

本日は、当院に3年ほど通院していただいた方の経過のご紹介です。

症例写真へのご協力をいただき、誠にありがとうございました。

本症例の患者さんは、初診時に頬部に散在する小さなシミでお悩みでした。

まずは、光治療でケアすることとし、3年の経過の中で数ヶ月に1回の割合で合計12回の光治療を行いました。

光治療によりかなり綺麗な肌の状態となっていましたが、さらに、新しく導入したフラクショナルチューニング治療（ルビーフラクショナルレーザーとピコフラクショナルレーザーの組み合わせ治療）を行ったところ、半年後にはさらにシミの少ない肌状態となりました。

新しく導入したディスカバリーピコ（こちら）の治療は、

①ダウンタイムがある　②治療が痛い　③一次的に肝斑が悪化することがある　などの欠点はあるものの、

光治療の限界を超えた「光治療のその先」の美肌治療が可能となります。

当院では2023年4月からディスカバリーピコレーザーを導入して半年間で約１５０例の治療を行いました。その経過を肌画像解析機器で詳細に観察して分析した結果、約9割以上の方に明らかな治療効果が認められてます。改善の難しかった残りの1割は、肝斑があったけれどもトランサミンを飲んでいなかった方、なんらかの色素異常症があり、刺激に対してメラノサイトの機能亢進を引き起こしやすい状態であった方、などでした。

１５０例の経験から、それぞれの肌のタイプに応じた最適の照射方法で施術を行っています。

◉ルビー&ピコフラクショナルレーザー治療について◉

フラクショナルレーザー治療とは、レーザーを面状ではなく、点状に照射する方法のことです。この照射方法は、正常な皮膚の負担を減らしつつ、シミを改善させたり、真皮を改善させて肌の状態を改善させることが可能です。大きなカサブタになることがないため、テープを貼って保護する必要がありません。また、一つ一つのシミを狙うのではなく、頬に多発するシミやくすみの全体を一気に治療し、肌を若返らせる治療が可能です。

ただし、本治療には、色素沈着や肝斑増悪のリスクがあり、痛みも伴うため、すべての患者さんに合うわけではありません。また、全てのシミを完全に取ることができるわけではないので、ご了承ください。

ルビー&ピコフラクショナルレーザー治療は、従来の治療（光治療、レーザートーニングなど）では効果が乏しかった方、ダウンタイムがあっても良いので治療回数を少なくしたいという方、もっともっと美肌を目指したい方にぜひともチャレンジしていだきたい治療です。