こんばんは、西田です。

先日、写真家の清水貴子様(フェイスブックページこちら)に、プロフィール用の写真を撮っていただきました。

撮っていただいた写真は複数あり、色々な表情がありましたが、多くは笑顔の写真で、実は、自分でも驚くほど、その写真にうろたえてしまいました。

実物よりも遥かに良く撮っていただいているのに、何をうろたえるんだ、図々しい、とツッコミいただくこともあるかもしれません。ブログによく写真あげてるくせに、今更何を言ってるんだと、自分でも思います。

自分でもうまく表現することができないのですが、わたしは、自分の笑顔を直視することに耐えられなかったのです。

人にはそれぞれコンプレックスがあると思いますが、私の幼少時からの根深いコンプレックスは、自分がブスなことでした。中学生の頃は、なるべく前髪を長くして自分の顔を隠すようにしていました。

この仕事に就いたのも、元は、自分のブスをどうにかしたいという原動力が根底にありました。ただ、私も40を超え、そもそもブスとは生まれ持った顔貌だけではなく、その表情のクセや、言葉使い、立ち居振る舞い、滲み出る性格や生き様、そう言った総合的な問題だと感じることが多く、生来のブスを気に病む比率が徐々に下がって、

最近は、自分の容姿について、あまり気にかけることもなく過ごしていました。

ところが、プロフィール写真という形での、久々の自分の外見との客観的対面。

一気に根深いコンプレックスが刺激され、しばらく、写真を受け止める(見る)ことができませんでした。

写真を撮っていただいた貴子様には申し訳ないのですが、多くの時間とお手間をいただき、ようやくこれらの写真を公開することとしました。

コンプレックスとは、とても主観的で私的な問題であるので、他人のコンプレックスを理解することは出来ません。私のコンプレックスも、おそらく理解してもらうことはできないだろうと思います。「顔より悪いとこ、いっぱいあるのに、ソコじゃないんだ」と思われるかもしれません。もしくは、「その程度の悩みでクヨクヨするなんて贅沢だ」という見方もあるかもしれません。

ただ、この仕事をしていますと、皆様のコンプレックスに触れる機会も多く、ちょっとした他人の一言が呪いのようにその人を縛り、そのために外に出られない、顔を上げられない、異性と深い交際が出来ない、などの深い苦しみに出会うこともあります。そして、その多くに客観性はありません。

コンプレックスは、自分が自分にかける呪いのようなもので、人に共感してもらって救われるものでなく、自分が自分で何らかの手段で解決あるいは受容・克服してそれぞれ付き合っていくものです。

そのクヨクヨに立ち向かい、一歩踏み出すためのキッカケや手段として、美容医療が役立つならば、ぜひとも、そのお悩みに寄り添いたいと思っています。

貴子様に写真を撮っていただき、久々に自分の初心を思い出せたような気がします。

ありがとうございました。

日々のクヨクヨを、ルンルンに変えていこう!

西田美穂