日曜は湘南鎌倉総合病院の山下理絵先生が会長を務められる横浜の学会に参加してきました。
この学会は、一つのテーマについて、立場や考え方の違うそれぞれの道の第一線の先生が、各々治療方針や見解をご披露され、それらを座長がまとめて掘り下げていくパネルディスカッションや、毎年恒例の栄養学、話題の美容治療など、豊富なだけでなく深い内容です。毎回、何か「気づき」をいただくことが出来るので、可能な限り毎年参加しています。
今回のパネルディスカッションのテーマは美容注入治療で、ボトックスやヒアルロン酸、糸のリフト、PRPの第一人者の先生方がパネリストでした。
最近、美容医療の分野では手術治療が減る傾向にあります。これには色々な理由がありますが、手術以外の方法が進化したということでもあります。特にヒアルロン酸が単なるシワへの注入から、リフトアップや輪郭形成まで行えるようになったことは、美容業界のパラダイムシフトと言っても過言ではないかも知れません。
また、もう一つの美容医療の方向性として、いかにナチュラルな結果を出すか、というのも最近盛んに議論されています。シワを消しても、不自然では美しくありませんものね。このためには、色々な治療法のそれぞれの特徴を活かしたコンビネーション治療が必要です。
今日は、それらの治療法について、かなり頭の中が整理できただけでなく、また新たな気付きも得られました。
ランチョンセミナーではJMECの西村社長が理学博士の立場から、レーザーの基礎、レーザートーニングの基礎~臨床、未来までをお話しされ、大変興味深く拝聴いたしました。ご講演終了後、日頃の疑問を複数ぶつけさせていただいたのですが、全てに丁寧にご回答いただいて大変勉強になりました。工学や理学など異なる分野の専門家のお話を伺い知識を深めることは、日々の臨床において本当に参考になります。
二日間の勉強の成果を整理して見寺先生に報告し、新たな治療メニューを一緒に練りたいと思います.
見寺絢子クリニック
西田美穂
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