先日は、福岡で行われたヒアルロン酸注入のワークショップに参加してきました。
これは、先日東京で行われたデマイオ先生のご講演(コチラ)の理論やテクニックについて、どう解釈し、日本の臨床の現場でいかに実践していくかということを、エキスパートの先生方とディスカッションするという内容でした。
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九州唯一のアラガン社の公認トレーナーである飯尾形成外科(コチラ
の飯尾礼美先生が、ワークショップ全体をリードされました。

こうした試みは、日本でもこの福岡での会が初めてとのこと。

2グル―プに分かれ、グループワークを行いました。
この会で、デマイオ先生の提唱されたMDcodes™の意味もさることながら、
注入の位置をcodesとして表現し、ツールとして使う意義も深く理解することができました。
codesをマスターすることで、漠然と行っていた患者さんのアセスメントを体系化することが可能になるだけでなく、医師同士のコミニケーションや、自分自身が用いる記録も容易になります。
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ヒアルロン酸注入についてのアラガン社の一般向けサイトコチラ
 
患者さんの訴えや解剖学的構造も十人十色、注入する医師も様々で、
ヒアルロン酸注入には唯一の正解があるわけではありません。
デマイオ先生の方法ですべてが上手くいくものではありませんが、先生の提唱されたMD coes™を理解して各自が応用することで、ヒアルロン酸注入治療における美容医療全体の技術のレベルの向上が可能となるのではないでしょうか。
今まで、ヒアルロン酸注入は、手術と同様、閉鎖的な環境で行われ、一子相伝的な要素が強かった中で、codesというツール(言語?)が普及することで、他の医師と技術や問題を共有することが容易になるからです。
 
実際、このワークショップに参加された他のエキスパートの先生方とcodesを用いたディスカッションを進めるという貴重な機会を体験し、ツールとしての意義を再確認いたしました。
今回はディスカッションだけでなく、他の先生のアセスメントや実際のカウンセリングも拝聴することができ、本当に勉強になりました。

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宿題とか出されたの、いつ以来やっか・・・
がんばろっと。

 

福岡大学博多駅クリニック

西田美穂

〈次回セミナーのお知らせ☆今週土曜日☆申し込み不要〉

大慈弥(おおじみ)教授のご登壇です

バスターミナルで行われます。お間違いなく。

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