イムカス台湾最終日。
2時間ほど会場で勉強した後、荷物をパッキング。
少し休んで、チェックアウトをしました。
東京から来られた杉野先生や佐藤薫先生と、帰りの飛行機の時間が近いと分かり、
林寛子先生ともご一緒にランチをすることとなりました。
ホテルに近接の「101」のフードコートに行き
台湾の最後の食事を楽しんでいました。
杉野宏子先生と佐藤薫先生
そこに偶然、同じ便で帰る予定の長崎の奥村千香先生が通りかかりました。
奥村先生「まだ、ゆっくりしてて大丈夫?」
私「え、大丈夫ですよね?薫先生」
奥村先生「東京行きと福岡行きは、空港が違うのよ。」
私「えーーーー!!!」
桃園空港(台北市内から50分)と松山空港(台北市内から20分)と
台湾には、二つの国際空港があるということをその時点で初めて知り、
そのまま慌てて奥村先生について一緒に空港にタクシーで向かいました。
奥村先生にお会いできなければ、私は松山空港で青ざめることになっていたでしょう。
奥村先生に声をかけていただいた幸運に感謝しつつ、楽しくおしゃべりしながら 50分かけて空港に到着し、カウンターに並んでから、私は気付いたのです。
ホテルの部屋のセーフティーボックスに、パスポートを入れたままにしていたことを・・・
奥村先生に事態を告げ、搭乗手続きの列から離れつつ、
全身から血の気が引くのを感じました。
その時すでに15時。
空港からホテルまでは50分かかります。
飛行機の出発は16時45分。(チェックイン最終時刻は16時5分)
次の福岡に向かう便は翌日。
それでは、明日の朝からの仕事には間に合いません。
大ピンチです。
このままタクシーに飛び乗り、ホテルに戻ってパスポートを取り、松山空港に行って東京経由で福岡に乗り継ぐか・・・いや、見寺先生に緊急事態を知らせて変わっていただくか・・・
ともかくパスポートが無ければ、何も始まらないので、ホテルに電話しました。
「私は今、困っています。日本人スタッフいますか。桃園空港にいて、私の飛行機は16時45分で、私は部屋の金庫にパスポートを忘れました。助けてください。」
と、あまりの事態に英語はおろか、日本語もたどたどしくなりつつ、日本語対応スタッフに説明すると、「確認して折り返すから待っていてください」
と言われ、自分のアホさ加減にうち震えながら電話を待ちました。
それからほどなく、折り返しの電話が入りました。
「あなたのパスポートは、あなたの部屋で確認できました。私たちのスタッフが今からホテルを出発すれば、16時までにパスポートをお届けできるので、16時45分の飛行機に間に合います。桃園空港には私たちの常駐スタッフがいます。彼があなたを空港のカウンターで待っています」
空港のカウンターに半泣きで走っていくと、そこには、ホテルのスタッフが空港の地上アテンダントと一緒に私を待っていました。
「西田さんですか?スタッフが、ホテルを出発し、今ここに向かっています。航空会社にも伝えています。しかし、おそらくパスポートは間に合います。大丈夫です。安心してください(日本語)」
私は、思わず彼に抱きつきそうになりました。
空港に向かうホテルスタッフと連絡を取ってくれる空港常駐スタッフDAVIDさん。
15時45分、ホテルから来たスタッフが空港に到着。
ホテルからの往復タクシー代を払おうとしたら、
「僕はもうすぐ仕事が終わる時間だったし、空港の近くに住んでいます。あなたに届けたので、このまま家に帰れます。だから、電話で伝えた通り、行きの交通費だけでいいです」
こんなにもヒドイ客の失態(しかも、初めて泊まった)に対して、なんという神対応。
「気を付けて帰ってくださいね。良いフライトを」
と送って下さるDAVIDさんに、
「ハイアットに泊まって本当に良かったです。本当にありがとうございました」
と心から感謝して別れ、予定通りの飛行機に無事に搭乗いたしました。
ありがとう!
グランドハイアット台北!!!
多謝!台北君悦大飯店!!!
自宅に帰ってから、速攻ハイアットメンバーになったのは言うまでもありません。
ハイアットメンバーになるには コチラ
見寺絢子クリニック
西田美穂
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