
先日、スタッフに「スノー」というアプリを教えてもらったので、初めてやってみました。(遅い?)
顔をスリムにしたり、顎を尖らせるのは朝飯前。
私の鼻ぺちゃに、鼻筋を通すのも小鼻を小さくするのも、チョチョイのチョイ。
ついでに、目と目の間隔も開いてみました。
これ、誰?
でも、最近、よく写真で見かける顔のような気もします。
Newsweekの記事によると・・・最近は新たなタイプの醜形恐怖が増えているようです。
記事コチラ
アプリ加工した自撮りの顔になりたい……美容整形も辞さない「スナチャ異形症」
自分の画像を頻繁に投稿し、ソーシャルメディアを社会的な評価として重視する若い女性は、身体醜形障害や摂食障害になりやすい。
思春期の女性に関する著書が多いレイチェル・シモンズは、ソーシャルメディアを「中毒性の鏡」と呼ぶ。周囲と自分を比べ、外見をバーチャルに加工して他人の承認を渇望し、過剰な肉体管理によって現実を加工済みの自分に近づけようとする。
ソーシャルメディアが生んだ身体醜形障害の解決策は、整形手術ではなく心理療法にあると、ボストン大学の研究チームは指摘する。自撮りブームや承認欲求、プチ整形といった流行の言葉の裏には、深刻な危険が潜んでいる。
画像加工アプリでは1分でこの顔になれますが、
もし、私が本当にこの顔になりたいと思ったとして・・・どうしたら良いか考えてみました。
●顔のスリム化
→ダイエットで実現するかも。
でも、このくらい痩せたら、現実的には顎が細くなる前に、目周りが真っ先に落ちくぼむでしょう。
やっぱり顎下の脂肪吸引して、HIFUして、骨も削ってもらうかなあ。
●顎のシャープさ
→ヒアルロン酸でかろうじてイケるかも!
●鼻
→小鼻を夫に切ってもらって、鼻筋はシリコンプロテーゼだな。
●ほうれい線
→フェイスリフトで外側から引っ張って、直下にヒアルロン酸。脂肪吸引もいるかな。でも、ここまではならんな。
●目と目の間隔
→M先生やS先生に頭蓋開いて骨切りしてもらいに行かんとな。
加工アプリに慣れてしまうと、加工写真の中の自分を自分と認知してしまい、本当の自分が自分でない、と自己認知の歪みが生じてしまいます。その歪みを美容整形に依存しても、結果として加工写真ほどはうまくいかないことも多く、もっと写真に近づけたいと手術を繰り返した結果、異形になってしまったり、そのギャップに耐えられず病んでしまうこともあります。
加工写真も良いですが、加工は加工。リアルはリアル。
自分を良く見せたい乙女心は当たり前です。私だって、写りの良い写真しか載せません。
自己認知は保ちつつ、加工写真は適度にオトナの余裕で楽しみましょう。
目を大きくして、顎を細くしてみました。
アタシ綺麗?
西田美穂