585レーザーを導入してから数ヶ月が経ち、症例が少しずつ集まってきました。今回はその中からいくつかをご紹介します。

まず、最初に・・・

赤みの治療は、写真映えしません。

これが正直なところで、シミのレーザーのように「あ、取れた」とわかりやすい変化が出ないのが赤みという悩みの難しさです。びまん性の赤みや毛細血管の拡張は、じわじわと落ち着いていくもので、1回で劇的に変わることはまずありません。

それでもこのレーザーを使い続けているのは、確かな手応えがあるからです。


症例から見えてきたこと

症例を重ねる中で、いくつか気づいたことがあります。

効果の実感が出てくるのは、おおむね2回目あたりから。最初の3回は2週おきに照射し、その後は経過を見ながら1ヶ月に1回というペースが多いです。4回前後で一区切りとなり、改善したらしばらく間を空けて様子を見ているケースが多い印象です。

特に反応が早いのが、ニキビやニキビ跡へのスポット照射です。ニキビ跡の赤みは放っておくとクレーター(凹み)に移行しやすく、早めに手を打ちたい段階でもあります。全体照射に加えて、スポットに照射することで、広範囲の照射よりも早い改善が見込まれます。

当院スタッフの症例も含まれていますが、スキンケア指導や光治療を複数回おこなっても改善しなかった難治性の赤みが、このレーザーでは少しずつ落ち着いてきています。変化は地味ですが、それがこの治療の正直な手応えです。


他の色素レーザーとの違い

赤みの治療を目的としたレーザーは他にもあります。この585レーザーは、従来のタイプの色素レーザーと比べてダウンタイムが短いことが特徴です。照射方式がフラクショナルであるため、内出血(紫斑)が生じにくく、施術後の日常生活への影響が少ないのは、患者さんにとって大きなメリットだと感じています。ただし、一部の赤みや即効性については従来型の色素レーザー(例 Vbeam)に軍配が上がる点も否めません。


この治療が向いている方

顔の赤み全般(毛細血管の拡張・酒さ・ニキビ跡の赤みなど)に適応があります。赤み治療を色々やってみたが、なかなか効果が出ないという方、光治療を続けてきたけれど物足りないと感じている方、日常生活を止めずに赤みを治療したい方には選択肢として提案しやすいレーザーだと思っています。

ただし、赤みについては原因も色々とあるため、やみくもにレーザーを当てるのではなく、スキンケアの指導や外用薬の治療が有効な場合もあるため、まずは診察して適応を見極めることが重要です。

照射はすべて医師が担当し、肌状態に合わせて出力・照射方法を調整しています。

585レーザーについての詳細は

こちらをご覧ください。

ご予約・お問い合わせは公式LINEまたはお電話(092-717-8640)にて。