このたび、アメリカ・ロサンゼルスのアラガン研修センターで開催された Product Masters Class に参加してまいりました。これはアラガン社が運営する教育機関 AMI(Allergan Medical Institute) の国際プログラムの一つで、世界中の医師が集まり、最新の知見と臨床への応用を学ぶ場です。ロサンゼルス行きの飛行機搭乗口で出迎えてくれるのは特大オオタニさんパネル。研修所はオオタニさんのホームグラウンドから車で20分程度のアーバインという都市にあります。
たった20分・・・オオタニさんは拝んでみたかったのですが、残念ながらスケジュール的に断念
わちゃわちゃと入場。皆さん初めてのようです。
トレーニングセンターの入り口 ↓
この日に至るまで、6ヶ月間にわたってオンラインで複数回の講義を受け、
さらに、論文などの事前学習もあり、現地研修でトレーニングの総仕上げです。
今回、トレーニングを受けるドクター全員の写真入りパネルがお出迎え。
26カ国から、約40名の医師が参加しました。さて、中に入ると・・・
とても広くてクリーンな施設の中には、複数のトレーニングルーム。
ここはボトックスのトレーニングルームです。
オンラインで配信できる設備も整っています。

1日目は、BOTOX®の歴史や作用のしくみ、そして最新の臨床データを学びました。
その後アラガン本社に移動して、グループに分かれて研究施設見学、研究者からの講義、最新の研究論文についてのディスカッションです。ディスカッションでは、臨床データの正しい読み解き方や評価基準の難しさが議論され、エビデンスと実際の臨床をどう結びつけるかが大きなテーマでした。

今、美容医療の現場では残念ながらエビデンス(信頼できる研究や臨床試験の結果に基づいた科学的な根拠)が軽視される傾向があります。発信力のある医師の個人的な意見や、有名インフルエンサーの感想がトレンドを左右してしまうことも少なくありません。けれど、美容医療はファッションではなく医療であり、科学です。今回のマスタークラスを通じて、こうした課題は日本に限らず世界共通の問題なのだと痛感しました。
1日目のハイライトはなんと言っても、ボトックスを研究している第一人者からの直接の講義!
こんな貴重な経験があるでしょうか、手に持っているのはボトックスの構造の模型です。
ボトックスはボトックスとして有効な部分と、それを守る部分から出来ています。
今回は、その構造の意味について、より詳しく学ぶことが出来ました。
さらに、厳密にセキュリティー管理された研究所内を研究者の方が案内してくださり、
ここで論文で読んだあんな研究やこんな研究が、と思うとワクワクしました。
ところで、この模型
見れば見るほど、うちの犬が気に入ってるオモチャと似ているような・・・

さて、その後は会場を移動して軽食&懇親会です。
研究施設を案内してくださった研究員のDavidさんに
ずっと知りたかったボトックスの疑問について
拙い英語で質問しましたが、丁寧に優しく答えてくださいました。
まだまだ聞きたいことがあるので、日本に来てくださいとおねだり。
こうしてみると私はずいぶん小さいなあ笑
そうして長い長い1日目が終わりました!
2日目に続く・・・

Beauty Tuning Clinic
西田美穂