【目の下のたるみ・クマへの注入治療の症例紹介】

本日は、目の下の影(クマ)に対する注入治療の症例をご紹介いたします。

■ 症例概要

  • 患者様:40代女性
  • 治療内容:目の下の影に対する注入治療
  • 使用製材
    • ベビーコラーゲン 0.5cc
    • ヒアルロン酸(ジュビダームビスタ ボリューマ)1cc

治療後は、目の下の影が改善しているのがお分かりいただけると思います。


■ 治療の特徴

  • ベビーコラーゲン
    目の下の影のうち、ティアトラフと呼ばれる靭帯の引き込みによる影に適した治療です。皮膚の浅い層に注入し、影を繊細に調整しやすい点がメリットです。
    ただし、持続期間が3〜6ヶ月程度と比較的短いことが欠点となります。
  • ヒアルロン酸(ジュビダームビスタ ボリューマ)
    上顎骨のボリューム不足が原因となる影を補うため、深い層への注入に適しています。
    持続期間が約1年と長めなのが特長ですが、皮膚の浅い部分へ注入すると、チンダル現象(ヒアルロン酸が皮膚を透過して青く見える)が起きたり、後日位置がずれて予期しない膨らみが生じる場合があります。そのため、目の下の浅い影への使用は推奨しておりません。


■ 治療方針

ベビーコラーゲンとヒアルロン酸をそれぞれ目的に応じて使い分けることで、双方のメリットを活かしています。具体的には、ヒアルロン酸を深部に注入して土台を整え、ベビーコラーゲンでより表面的な影を調整するといった方法です。

本症例では、目の下のふくらみ(眼窩脂肪脱失)と皮膚の余りによって影が生じていました。より根本的に改善するには、眼窩脂肪の摘出や移動手術、皮膚のシワへの注入や切除などを組み合わせる選択肢もありますが、「そこまで大掛かりな治療は避けたい」という方にとっては、ベビーコラーゲンやヒアルロン酸による注入治療も一つの有効な選択肢です。


■ 治療の効果・メンテナンス

ベビーコラーゲンは3〜6ヶ月、ヒアルロン酸は1年程度で徐々に分解吸収されるため、気に入った仕上がりを維持したい場合は、半年〜1年に1回程度のメンテナンス注入をおすすめしています。回数を重ねるごとに、効果の持続がやや長くなる印象があります。


■ 他の治療との組み合わせ

  • 当院では、目周りの手術も行っておりますので、手術も含めた複数の選択肢から最適な方法をご提案できます。まずはお気軽にご相談ください。

【施術内容詳細】

  • カニューレ挿入部へ局所麻酔を注射後、カニューレを用いて
    • ベビーコラーゲン 0.5cc
    • ヒアルロン酸(ジュビダームビスタ ボリューマ)1ccを注入

【使用製剤について】

ベビーコラーゲン(ヒューマラジェン)

  • I型コラーゲンとIII型コラーゲンを1:1の割合で配合したヒト由来の注入剤
  • 医薬品医療機器等法上の承認:未承認
  • 国内では同製剤の承認品はありません
  • 入手経路:国内正規代理店(ワイズ・インターナショナル株式会社)を通して輸入
  • 米国FDAでは承認を得ています(ただし、日本では未承認)

ヒアルロン酸(ジュビダームビスタ ボリューマ)

  • 医薬品医療機器等法上の承認:承認(クラスⅢ)


【合併症・副作用】

  • 一般的に起こりうる症状:痛み、皮下出血、凹凸など
  • 非常に稀な合併症:アレルギー反応、感染、循環障害など
    ※個人差がありますので、気になる方は医師にご相談ください。

【費用】

  • ベビーコラーゲン:¥55,000〜¥132,000(税込)
  • ヒアルロン酸(1ccあたり):¥88,000〜¥111,000(税込)

※針・局所麻酔費などを含みます。

※麻酔クリームや神経ブロックを希望される場合は、別途費用がかかります。

※このほか、初診料または再診料が必要です。

※記載の施術費用は予告なく変更される場合があります。

最新情報はクリニックHPより料金表をご確認ください。


【お問い合わせ】

まずは一度、ご相談ください。

Beauty Tuning Clinic
TEL:092-717-8640

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※本内容は個々の治療効果を保証するものではありません。治療結果には個人差があり、効果やダウンタイム、リスクも異なります。必ず担当医師の診察を受けたうえで、十分にご検討ください。

 

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