今回は、咬筋とオトガイ筋にボツリヌストキシンを注射した症例をご紹介します。

顔の輪郭は、骨格や脂肪だけでなく、筋肉の発達や緊張にも影響されます。

この症例では、咬筋による下顔面の張りに加えて、オトガイ筋の緊張によって、あご先が平坦に見える状態がありました。

症例写真へのご協力、誠にありがとうございました。

施術前/施術2か月後

咬筋のボリュームが減少し、下顔面の横幅がすっきりしました。

オトガイ筋の緊張が緩むことで、あご先に自然な丸みが生まれ、下唇からあご先までのラインがなめらかになっています。

骨格を変えたわけではなく、筋肉の過剰な収縮を調整したことによる変化です。

3Dカメラによる評価

3Dカメラでは、施術前と比較して体積が減少した部分が青色で表示されます。

咬筋を中心とした下顔面のボリュームが減少していることが確認できます。

本症例の施術内容

ボトックスビスタ®を左右の咬筋に合計50単位、オトガイ筋にも注射し、筋肉の過剰な収縮を抑えました。

施術2か月後に撮影しています。

施術費用

  • 咬筋50単位:55,000円(税込)
  • オトガイ筋:33,000円(税込)
  • 合計:88,000円(税込)

※自由診療です。

主なリスク・副作用

施術時の痛み、腫れ、内出血、左右差、噛みにくさ、咀嚼時の疲労感、頬のこけ・たるみの顕在化、笑いにくさ、話したときの下唇の歪みなどが生じることがあります。

効果や持続期間には個人差があります。
その他の合併症についてはボトックスマニア(こちら)にもマニアックに解説しています。

効果の持続と再施術

ボツリヌストキシン注射後、1~2週間ほどで筋力が弱まり始め、咬筋のボリューム変化は2~4週間以降に現れます。

効果は徐々に弱まるため、状態に応じて再施術をご案内します。必要な単位数や施術間隔は、筋肉の大きさや動きによって異なります。

医薬品について

本症例では、国内承認医薬品であるボトックスビスタ®を、承認された効能・効果とは異なる部位に使用しています。咬筋・オトガイ筋への使用は国内承認適応外です。

適応外使用のため、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。

輪郭を整える治療は、単に顔を小さくすることが目的ではありません。骨格・脂肪・皮膚・筋肉のどこが輪郭に影響しているのかを診察し、その方に必要な治療をご提案します。

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