MIRAI BEAUTY Fes 2026でお話しする
「ボトックス治療のパラダイムシフト」
について、3回に分けてご紹介しています。

イベントの内容や当日の様子はぜひMIRAI BEATYのインスタをご覧ください。

https://www.instagram.com/mirai_beauty_fes?igsh=bXc3MWUyMnA3OXN0&utm_source=qr

第1回では、年齢印象や加齢印象には表情筋の動きが関わること。
第2回では、当院が行っている全顔アセスメントとボトックスチューニングについてお話ししました。

最終回となる今回は、日常生活の中で起こりやすい
老けて見える表情クセ4選
についてご紹介します。


1. 眉毛を持ち上げる表情クセ

若い頃は、目を開ける時にまぶたの筋肉(眼瞼挙筋)がしっかり働きます。
しかし加齢により皮膚が弛むことや、まぶたを開ける筋肉が弱くなることなどで、次第に目が開きづらくなると、目の開きをサポートするため、眉毛を持ち上げる(前頭筋を使って)癖が出てくる方が、日本人では多くいらっしゃいます。

その結果、

  • 額の横ジワが深くなる
  • 眉の位置が上がって、上まぶたの皮膚が伸びる
  • 目力(メヂカラ)が弱くなる

といった印象につながることがあります。

こうした「眉毛を持ち上げて目をひらく癖」のある方は、目周りの老けが進行しやすくなるため

目を閉じて眉毛の動きを手で抑え、その状態でも目が開けられるように練習しましょう。

私自身は、眉毛を持ち上げる動きを手ではなくボトックスで押さえ込みました。

また、額を抑えると目が開かない、あるいは開いても見えづらい方は眼を開く筋肉(眼瞼挙筋)の弱った状態=眼瞼下垂である可能性があります。こうした方がボトックスを打つと、さらに見えづらくなる可能性があるため、まずは最寄りの眼科か形成外科で相談することをお勧めします。


2. アヒル口・口をすぼめる動き

アヒル口というのは今は死語でしょうか?昔、だいぶ流行りましたね。当時は可愛い口元のクセとして流行っていましたが、もし当時から今までアヒル口にしていたとしたら、今頃相当ヤバいです。

唇周りの筋肉(口輪筋)に力をかける表情は、口周りの縦ジワや口元のこわばりにつながります。

アヒル口だけでなく、ストローを吸う、タバコを吸う、無意識に口を尖らせる(かわい子ぶりっこ的な表情←これも死語?)口を尖らせて喋るといった口元の表情です。

この動きが繰り返されると、

  • 上口唇の縦ジワ
  • 口周りの細かいシワ
  • 鼻の下が平たく間延びする

が目立ちやすくなります。

口周りはぜひ力を入れないようにしましょう。

口輪筋は食事や会話にも関わる大切な筋肉であるため、
見た目だけでなく、話しやすさ、飲みやすさ、笑顔の作りやすさを考えながら治療します。


3. 歯を見せないように笑うクセ

笑う時に歯を見せないように口元を閉じるクセがある方は、口周りに余分な力が入りやすくなります。

本来、自然な笑顔では、頬が持ち上がり、口角が外側上方へ動き、口元がやわらかく開きます。
しかし、歯を見せないように笑おうとすると、口輪筋や口角下制筋、オトガイ筋などに力が入り、口元がこわばることがあります。

その結果、

  • 口角が下がって見える
  • 口周りのシワが増える
  • 口横のポニョの進行を早める

といった問題につながることがあります。

なるべく笑う時には口元を緩め、上の歯を見せて笑うようにしましょう。

笑う時に下の歯が見えてしまう人は、口角を下に引く筋肉や首の筋肉が強かったり、頬の筋肉が弱い恐れがあります。口角を下に引く筋肉が強い人はボトックスで緩めましょう。

また筋肉の動きの使い方を練習することで改善する場合もあります。ぜひ、チェックにいらして下さい。


4. 笑う時に首まで動くクセ

笑顔を作る時に首の筋肉(広頚筋)が強く働く方がいます。

広頚筋が強く働くと、

  • フェイスラインが弛みやすくなる。
  • 首の縦スジが目立つ
  • 口角が下がりやすくなる

ことがあります。

笑う時に顔の筋肉だけで笑い、首の筋肉が動かないように練習しましょう。
首に手を添えて、動かないことを確認しながら笑顔の練習をするのがおすすめです。

どうしても首まで動いてしまう人は、まずは口角ボトックスが有効な場合もあります。ご相談ください。


自分の表情クセを知るためにできること

表情クセは、自分ではなかなか気づけません。

ご自身で確認する場合は、鏡よりも動画がおすすめです。
人と話している時、笑っている時、驚いた時などの自然な表情を動画で見ると、普段の表情クセに気づきやすくなります。

ただし、自己判断だけで「ここにボトックスを打てばよい」と決めるのはおすすめしません。

顔の表情筋は単独で動いているのではなく、複数の筋肉が連動しています。
ある筋肉を弱めることで、別の筋肉の動きが目立つこともあります。

そのため、表情筋治療では、全顔のバランスを評価した上で治療計画を立てることが大切です。


ボトックスは表情を奪う治療ではなく、表情を調える治療へ

ボトックス治療は、シワを減らすためだけの治療ではありません。

過剰に働いている筋肉を調整し、表情筋のバランスを整えることで、自然で軽やかな表情を目指すことができます。

当院では、全顔の表情筋アセスメントに基づき、
BTx-Tuning(ボトックスチューニング)
を行っています。

「シワを減らしたい」という方はもちろん、
「疲れて見える」
「不機嫌そうに見られる」
「うまく笑えなくなった」
「年齢とともに表情が変わってきた」
という方も、まずはご相談ください。

お一人おひとりの表情の動き方を確認し、必要な治療、控えた方がよい治療を含めてご提案いたします。

ぜひ、まずはご相談にいらしてください。

関連記事
MIRAI BEAUTY Fes 2026 講演内容「ボトックス治療のパラダイムシフト」

第1回 こちら 年齢印象や加齢印象を決める「表情」とは?〜ボトックスチューニングの考え方〜

第2回 こちら 全顔アセスメントに基づくボトックス治療と症例

第3回 こちら老けを早める表情ジワ4選 〜気づきにくい表情クセとボトックスチューニング〜

 

 

書籍についての情報やご購入は以下よりどうぞ

Amazon

楽天ブックス

克誠堂出版