皆さまこんにちは、日曜をいかがお過ごしですか?私は、締め切り間近の原稿と格闘しています。普段、寝つきが悪いのですが、英語論文を読み始めると5分で睡魔が襲ってくるのはなぜなのでしょうか。これからは 寝苦しい夜に睡眠薬を飲むのではなく、英語論文を読もうと思います。

さて、ケミカルピーリングという言葉は聞いたことがあるでしょうか。

何らかの酸を用いて、皮膚表面に適度なダメージを与え、その刺激により皮膚の新陳代謝や再構築を促す治療です。日本ではマイルドなピーリングが好まれ、ニキビの治療に用いられることが多かったのですが、欧米では、深い層まで作用するピーリングが好まれ、シワの治療に用いられることの方が良いようです。

ピーリングに用いられる酸には、主にAHA(グリコール酸、乳酸など)、TCA、サリチル酸などがあり、これらを組み合わせて使ったり、基剤や添加剤を変えたりすることで、より効果的で安全な治療が可能です。

種々の機器の発達により、ピーリング人気は下火でしたが、最近、また色々な種類のピーリングが登場し、簡便さと「独特のツルッと感が得られること」などから再び人気の治療となっています。

当クリニックでは、サリチル酸、AHA(乳酸、グリコール酸)、TCAのピーリングを種々の濃度で行なっていますが、さらに新しいメニューを入れるかどうか、顔の右と左とでピーリング剤を変えて、数名の医師でハーフサイドテスト中です。

※半側ずつやり方を変えることをハーフサイドテストと言います。

どちらも施術後のツルっと感は同じでしたが、片方は4日目から少しずつポロポロとした皮剥けが出ました。心なしか、皮剥けがある方の毛穴と小じわの改善効果があるような気もしますが、まだ分かりません。

どちらが何か、はまだ秘密です。効果を判定して、新メニューを入れるかどうか決めたいと思います。

楽しみ楽しみ。

と、締め切り前の原稿からの現実逃避でブログを書いてみる。

まだ締め切り前だし、いっか。ダメか・・・

西田美穂

※施術費用は予告なく変更することがあります。

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