見寺先生との初めての出会いは、約10年前、天神岩田屋7Fのたつみ寿司でした。

当時私は八女市の川崎病院にて形成外科部長として、保険診療を中心とした治療を行っておりました。プライベートでは父が急逝したり、その他諸々抱えていたり、30才を過ぎてその後進む道をどうしていこうか考えた末、もっと美容医療の勉強がしたいと思っていた矢先、昭和大学形成外科の同門の先生を通じて見寺先生をご紹介いただきました。

見寺先生は同門の中でも重鎮中の重鎮で、大変ご高名な先生ですのでとても緊張しましたが、実際にお会いしてみると、気さくで話題の豊富な素敵な先生で、楽しくお話しさせていただき、医療だけでなく、趣味の読書や音楽の話でも織り上がりました。

当時、私は旧姓で働いておりましたが、見寺先生が最初に共同で開業された先生とはなんと同姓同名とのことで、ご縁も感じていただき、まずは週に1回勤務させていただくことがその場で決まりました。


たつみ寿司さんのHP(コチラ)より

最初はシミの鑑別も、レーザーの使い方も全く分からず、患者さんへの説明もうまくできなかったので、見寺先生の外来に背後霊みたいにつき、バックヤードで耳をそばだてて、メモを取りながら少しずつ色々なことを覚えていきました。

週に1回の勤務で始まりましたが、やがて患者さんを任せていただけることが少しずつ増え、平成24年からは常勤として勤務させていただくことになりました。しかし、常勤早々妊娠して産休→育休をいただいたり、東京に勉強に行くことや、その後戻ることを許していただいたり、散々ご迷惑をおかけしておりますが、その度に深い懐と大きな愛情で包んでいただいております。

そんなこんなで、かれこれ10年。

2015年の仕事納めには、再び天神岩田屋7階のレストラン街へ

「先生、懐かしいですねえ。もう10年ですよ。色々ありましたねえ。今年は特に色々と・・・」と感慨深く、たつみ寿司隣のお蕎麦屋さんでお蕎麦をすすって、帰りました。

「信州信濃の新そばよりも あたしゃあんたのソバがいい」

時には強い口調で叱責もいただきますが、私の医師としての成長を真剣に考えてくださるからこそのお言葉で、しっかり受け止めて反省するようにしています。たまに、反抗してみたり、ブーたれたりすることもありますが…。

見寺絢子先生は医師としての育ての母のような存在で、心から感謝しています

見寺絢子クリニック
西田美穂

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